兎に角、那須に限らず田舎は車が無いとどうにもなりません。買い物に行くにも病院へ行くにも役場へ行くにも何をするにも車、車、車です。こちらへ来たばかりは、「あの家は何台車があるんだろう?」と思った程です。
確かに18歳を過ぎれば通勤や通学、買い物の足として必要になるんです。小中学校へ通うのも遠いので車での送り迎えが必要です。
地域によってはスクールバスがありますがルートを外れていれば使えません。奥様方はサンダル代わりに軽自動車、農家の方は軽トラは必需品です。別荘族の方などはベンツでお買い物なんて方もいらっしゃいますが・・・。
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那須での生活必須!頭に入れておくべき実情紹介
こちらではちょっと出かけても結構な距離を走ることになるので燃料費は馬鹿にならない。冬は雪や路面凍結対策の冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)が必需品です。なので冬になるとタイヤ交換をする必要があります。
なかなか経費が掛かります。標高の高いところの別荘地などでは四輪駆動だと安心。
田舎で高齢者がなかなか免許を返納しないのは、わかる気がする車が無ければ病院にも買い物にも行くことが出来ない動きが取れないからだ。
田舎に行けば行くほど一般的には高齢化率が高く高齢者自身が全てのことをこなさなければならい、若い人に頼ろうにも彼ら彼女らにも生活があり余裕はない行政もいろいろ考えてはいるのだろうが、これと言った解決策は見当たらないのが現状であろう。
田舎に移住する場合自分が高齢になった時のことも考えておかなければならない。
飲みに行くことが極端に少なくなった
玄関を出れば車で移動なので、レストランで食事を、となってもアルコールを飲まなくなった。一緒に行く人がアルコールを飲まない人で運転をしてくれるのであれば良いが自分だけで飲んでいてもつまらないので飲まなくなった。
近くの町には(近いと言っても歩いては行けない)スナックや居酒屋など多くあり、好きな人は車で出かけて行き、帰りは運転代行と言うもので帰ってくる。自宅の場所次第では運転代行の代金が飲み代を上回る、シャレにならない。
流しのタクシーは無く電話で呼ばなくてはならない、しかも、こちらは山岳料金がかかるようでバカ高い、余程のことが無ければタクシーは使えない、一度妻が子供の急病でタクシーを呼んだことがあるのだが料金に驚いたと言っていた。
田舎の未来、アフターコロナや巨大地震の先にあるもの
今後30年以内に首都直下の南海トラフ地震が70%くらいの確率で発生すると言われている、東京などはかなりの被害が想定されている。一方ここ栃木は比較的災害の少ないところと言われており、東京からも近く避難先としては良いところだと思う。暫く前には国会の移転先として候補に上がったくらいだ。
新型コロナウイルスにより世界中で日常が一変した。特に働き方において変化が顕著でテレワークなど非対面の勤務が一般化され今後もこの流れは続くと思われる。企業ではIT化が進み、マーケティングのオンライン化が進むこととなるだろう。そうなれば何処に居ても営業が出来ると言うことになる。
AIやロボットが人の労働を奪っていき、少数の頭脳労働者だけで企業がコントロールされ単純作業や肉体労働者は淘汰されていく、高齢者もスマホを否応なしに使いこなせなければ生きていけない時代となる、日本はデジタル化に関しては世界からかなり遅れている。
今後、田舎の強みは災害時に首都圏などと違い密集していないことで二次被害が少なく比較的安全であることと農業や酪農がそばにあることで食料確保がしやすいことで命を守ると言う意味において有利であろう。
車が無いと生活出来ない問題も、近い将来自動車は自動運転と言う技術で、場合によってはドローンの進化で空中を自動で移動出来る時代になるだろう、そうなれば高齢者であってもスマホ操作一つで移動手段を選び目的地を設定すれば自動的にそこまで移動出来る、そんな未来もそう遠くは無い、そうなれば自分の住処や仕事場の環境を自由に選ぶことが出来る。
もちろん都会でなければ成り立たない職業の人もいるが、大半の人々は住む場所や環境を自由に選択出来るようになるだろう。
Thank you so much. It was truly devastating to be so far from home while this happened. Sending all my love to you and your fur babies! x Nonah Stephan Rutan